幣殿には御霊神社も祀られている。
ご祭神:井上皇后・早良親王・池戸親王
ご由緒:天正のころ平賀本土寺住職の日端上人が布教の途、小西に至る間小野に長榮寺を建立した。その当時大和国霊安寺に鎮座する御霊神社を現在の地に勧請したとある。その後徳川家康公が関八州に移封されえうに及び、東金にの第2代目代官髙室金兵衛が神祇の崇敬厚く鶴岡平太夫と諮り自ら財を出し寛永元年(1624)2月3日に三河国松平郷の六所大神を勧請さらるとある。
宝暦8年に社殿を再建したと記録が残っている。
六所神社の大杉は、天正年間(1573年~1591年)に神社勧請の際、植樹されたと伝えられている。
境内の本殿に向い左側の大杉である。
幾多の風雪に耐えて成長を続け今日に至ったもので樹齢400年と推定される大変貴重な木。
昭和62年(1987年)8月11日に東金市の天然記念物に指定される。